新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

should の用法_5_〜すべきである_5

本日は前回の用法の続きです。

・If you would not want it done to you, then you should not do it to others. (自分がして欲しくないことは他人にもしてはいけませんよ。) http://scienceblogs.com/pharyngula/2008/08/putting_the_cracker_in_context.php
・Drinking and driving should never be done together. (飲んだら決して運転してはいけません。) http://kay-pierre.xomba.com/drinking_and_driving_should_never_be_done_together_pretty_girl_became_monster
【研究】① should not は must not ほど禁止の意味合いは強くなく、どちらかと言えば「否定的な助言」に近くなります。また、you should not...は you had better の代用表現としてよく使用されます。② should never のように never との共起も可能です。この場合は must not に近接します。

Should you be doing that? (そんなことしていていいのかね[やめなさい])
【研究】① 基本動詞辞典には「Should you...? は反語的に否定命令の意を表す」との説明があります。② しかし、ネットで検索してもそれらしい例文がヒットしません。この用法が存在しえるのかを含めて今後も検証していきたいと思います。

次回も本用法を扱います。