新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

must の用法_8_〜に違いない_3

本日も前回の用法の続きです。

3. 論理的必然性の打消しには can't が使用されます。
・No, that can't be right, because in America jelly means jam. (いや、そんなわけないよ。だってアメリカでは jelly は jam を意味するんだからさ。) HugeDomains.com - Shop for over 300,000 Premium Domains
【研究】「〜であるはずがない」を意味します。must not (〜でないことは確実だ) との意味の違いを理解しましょう。

4. 未来の語句を伴って未来の推量を表すこともできます。
・Something must happen next week. (間違いなく来週何かが起こる。) [Current Issues in Relevance Theory, Villy Rouchota,Andreas H. Jucker]
【研究】この用法は文脈に依っては「義務」の意味にも取れます。He must come tomorrow. は「彼は明日来なければならない」の意味に取れるので、推量の意味を明確にするには He must be coming tomorrow. の形を使用します。

次回も本用法を扱います。