新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

too の用法#2

本日も too の用法です。今回は文頭に置かれる too について検証します。

この too は通常、文尾に置き、修飾関係が曖昧になるときに修飾語の前に置きます。文頭に置く too の用法は一般的ではなく、主に米国用法でよく見られます。
Then too, those who have never thought of death are disturbed when it does come. (これまで一度も死を考えたことがない人々はまた、実際に訪れたときに動揺する。)
→いきなり文頭に too が現れる唐突さを避けるため、接続詞を絡めて表現することも多くなります。上記の例では否定語 (never) よりも先に too が現れている点にも注意しましょう。

次回も引き続き too の用法です。