新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

get の用法#25

本日は get to do で「〜するようになる」「〜できるようになる」を意味する用法を扱います。

・The carpets were completely soaked, they didn't get to sleep at all. (カーペットがびしょ濡れになったので、彼らはまったく眠れなかった。) fabulous mom: alhamdulillah

・Many people work very hard and put a lot of hours in at their jobs. The truth is that you will never get to own the business you are working so hard for. (多くの人々は懸命に働いて膨大な時間を仕事に費やしていますが、どんなに頑張っても自分が事業主になることは決してない、というのが真実です。) http://www.facebook.com/topic.php?uid=12097564446&topic=4853
【研究】1. この意味では比較的継続性の強い動詞が来ます。 2. The truth [fact] is that... は直訳すると「真実 [事実] は〜だ」ですが、「〜というのが真実 [事実] だ」と訳すこともあります。

・Okay, it's got to be understood that the Bible was written by people around 200 years or so after the events described. (そうですね。聖書は描写された出来事の約 200 年後の人々が書いたということが理解されてきています。) Honour Killing - Part Eleven by maryana01 on DeviantArt
【研究】get to be done のように受動不定詞をとることもできます。

次回もこの用法の発展編を扱います。