新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

make の用法#6_振る舞う

本日は「〜のように振る舞う」を意味する make を扱います。この場合、補語に形容詞を伴い、make + 形容詞の形を取ります。それでは具体的に見ていきましょう。

・As she went round and round, she made merry like a clown. (彼女はくるくる回りながら、ピエロのように陽気に振る舞った。) More Elves and Smelves 8
・Oh, may I make so bold as to ask your true love's name? (それでは大変恐縮ですが、お付き合いされている方の名前をお聞かせ願えますか。) Plains of Waterloo (Roud 960; Laws N32)
【研究】①補語には merry や bold が使用され、成句的な表現が多くなります。②2 番目の例は「硬め」の表現になります。

次回は、「〜の状態になる」を意味する make を扱います。