新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

do の用法_#35_先行する述部を受ける

本日より、代動詞の do を扱います。本日は「先行する述部を受ける」用法を扱います。

・Who wants to be Millionaire? I do! (誰が大金持ちになりたいかですって?もちろん、私です。) Dooyoo
・For my tastes no one cooks as well as she does. (私の好みに合うものを作れるのは彼女しかいない。) The Students’ Doctor: John Greene teaches life’s lessons by example (04/23/04)
【研究】"as she" は硬い表現、"as her" はくだけた表現と判断されます。
Living as we do in the present, it is difficult to visualize what has come before. The time of our parents seems immeasurably far in the past. The history of the previous several centuries is just words in a textbook. (我々は現在に生きているのだから、これまで何が訪れたか心に描くことは難しい。親の時代は過去において計り知れないほど遠いものに思える。数世紀前の歴史は教科書の中の言葉にしか思えない。) worsleyschool.net
【研究】①現在分詞を文頭に置き、その分詞を代動詞で受けるという成句的構文も存在します。②これは、強調的な表現の一種で「理由」を表します。

次回は「(人などが)そうする」を意味する do を扱います。