新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

do の用法_#3_〜なしで済ます(2)

本日は前回扱った「〜なしで済ます」の用法の続きです。

・We could do with a cup of tea. (紅茶でも一杯飲みましょう。) http://www.helium.com/items/2009163-fear-storm-alone?page=3
【研究】上記の "could do with + 飲食物" は婉曲的に「〜が欲しい」を表しています。
・The whole place could do with a cleaning out. (この場所は全体的に掃除する必要がある。)
【研究】「もの」を主語に従えることもできます。
・I really can't do with nighttime noise in excess. (夜中にひどい音を立てられるのは本当に耐えられない。) UEA Accommodation - The Student Room
【研究】「人」や「もの」を目的語にとって「〜が耐えられない」を意味します。
・Not saying it can't be done without, but it's better with. (それがなくて済むとは言っていません。むしろある方が良いのです。) Rick Perry eyeing oval office?
【研究】用例はそれほど多くはありませんが、受け身も取れます。

次回は「振舞う」を意味する make を扱います。