新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

◇It makes possible to do の構文

本日は番外編として、It makes possible to do の構文を扱います。この表現は意外に多く、誤用と言い切れるかが微妙な表現です。言うまでもないことですが、It makes it possible to do が正しい表現です。それでは具体的に見ていきましょう。

Google で用例数の違いを調べてみると、下記のような検索結果が得られました。

・It makes it possible to do: 12,100,000 件
・It makes possible to do: 2,800,000 件

正用法に対して、16%ですが、結構多い表現と考えることもできます。今後は注意して見ていきたいと思います。

次回は、look の用法に戻ります。