新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

ought (to) の用法_12_類語との関係_2

本日も前回の用法の続きです。

ought to と should の使い分けに関して基本動詞辞典では下記の例を挙げて説明しています。

1. ought to と should はいずれの意味でも交換可能。ただし通例 ought to は強勢をうけるが should はうけない。[Leech, Meaning, p.95]

2. また、疑問文では 'Ought you [he, etc] to do...? の型がぎこちなく感じられることから should が好まれ、ought to を用いた問いや発言に答える場合や付加疑問文などでも should が代用されることが多い。[Close, Reference, p269]

次回も本用法を扱います。