新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

hand の用法_157_名詞_157_連語_97_with a heavy hand

本日は with a heavy hand の用法を扱います。

・I had a clear mental picture of him, as I had talked with him often. A big bluff breezy man with a heavy hand for clapping one on the shoulder. More than a trace of Suffolk accent in a naturally loud voice. A large flourishing straw-coloured moustache, fluffy light brown hair through which one could see the pink scalp shining, and fleshy-lidded eyes which seemed always to be twinkling with good humour, and often weren't. (私は彼のことをはっきりと思い描くことができました。何度も話をしたことがあるからです。彼は大柄で豪快、誰かの肩を力強く叩くのが好きな男性です。自然に大きな声で話し、サフォーク訛りがかなり聞き取れます。大きな豪華な麦わら色の口ひげ、ふわふわとした薄茶色の髪の毛からはピンク色の頭皮が輝いて見え、肉厚のまぶたをした目はいつも良い気分でキラキラしているように見えますが、実際はそうでないこともしばしばです。) 

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【研究】with a heavy hand は、文字通りには「重い手で」という意味ですが、転じて「非常に厳しく」や「厳格に」という意味で使われることがあります。ただし、文脈によっては、単に力強い友情のジェスチャーとして肩をたたくことを意味することもあります。

次回は with a high [bold] hand の用法を扱います。