新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

as well asについて

as well as を従来の規範文法的に考えると、[新情報] as well as [旧情報] という解釈になります。しかし、実際の英語ではこれが徐々に崩れてきており、A as well as B ≒ A and B あるいは A as well as B ≒ not only A but also B に近くなってきています。事実、ジーニアスでも前者を支持しており、下記のように説明しています。

「動詞はAの人称・数と一致するのが原則。 ただし、Bが複数の時、 あるいは as well as が and と同様の意味を持つと解される時は、複数形動詞で受けることもある。」

規範文法的に解釈して良いのかどうかは文脈によるので、良く考えて判断するようにしましょう。