本日は番外編として「no + 単数名詞」および「no + 複数名詞」を扱います。一般に両者の違いは名詞そのものが文脈上「単数」が自然が「複数」が自然かによります。それでは具体的に見ていきましょう。
1. 単数が自然な場合:
・I have no eraser. (消しゴムを持っていません。)
【研究】一般に消しゴムは 1 つ持っていれば十分ですから単数形が来ます。
2. 複数形が自然な場合:
・I have no pencils. (鉛筆を持ってません。)
【研究】鉛筆は通常複数本有しているので、ここは複数形が来ます。
3. 文脈依存の場合:
a. We have no mother. (私たちにはお母さんがいません。)
【研究】we (私たち) は兄弟、姉妹になります。
b. We have no mothers. (私たちにはお母さんがいません。)
【研究】we (私たち) に血のつながりはありません。
次回は meet の用法に戻ります。