本日は前回の用法の続きです。
・Often speakers are seen to be moving their hands and body while speaking. (話をする際、人はよく手や体を動かしているようです。) http://www.bidhop.com/?cat=215
【研究】see O doing の受け身、be seen doing は「直接知覚」を表しますが、be seen to be doing の形を取ると「間接報告」のニュアンスが出ます。
・The children were seen to be beaten. (その子供たちは殴られたようだ。) (The English Verb Longman Linguistics Library)
【研究】see O done の受け身、be seen done は「直接知覚」を表しますが、be seen to be done の形を取ると「間接報告」のニュアンスが出ます。
・When the doughty knights were seen go toward the steeds, men spied full many ladies standing sadly there. (勇敢な騎士たちが軍馬の一群に向かうところを見かけた。その時、彼らはものすごい数の女性たちが悲しげな面持ちでそこに立ちすくんでいるのを目にしていた。) http://ebooks.adelaide.edu.au/n/nibelungenlied/shumway/complete.html
【研究】see O do の受身形で「直接知覚」を表す場合、to不定詞ではなく原形不定詞を持ってくることがあります。しかし、これは go やleave に限られており、汎用性のある処理ではありません。よって規範文法的には避ける方が良いでしょう。
次回も本用法を扱います。