新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

like の用法_#11_like to do_3

本日は、like to do と like doing の違いを扱います。

・I didn't want to leave him where he was in case he fell in to the wrong hands, but I didn't like to disturb him so we left the park for home. (僕は、悪意のある第三者の手に陥る場所に彼を置いておきたくはなかったが、彼の邪魔をしたくなかったので、そのまま公園を離れて帰宅した。) Catstalker
【研究】① like to do の to do は「これから行う行為」を意味しています。②上記の not like to do は「(その後) 〜する気になれなかった」を意味しており、ここでは「未完」を表すようになります。

・I don't like disturbing others while praying.(お祈りの最中に、他の人を邪魔したくない。) some times do u pray out loud and u dont even no u r praying out loud? Poll Results - Jesus - Fanpop
【研究】①like doing の doing は「繰り返される行為」を意味しています。②上記の not like doing は「〜する行為が好きではない」を意味しています。

<注> いつでも上記のようにきれいに意味が分かれるわけではなく、どちらとでも取れることが多いのも事実です。必ず文脈から判断してください。

・I don't like to be swimming in my clothes. (服を着たまま泳ぐのは好きじゃない。) Loading
【研究】like to be doing とすれば、to 不定詞を伴っていても、「繰り返される行為」を意味することができます。

次回も本用法を扱います。