新Jay's時事英語研究

実際の翻訳案件ではよく見かけるものの、一般の辞書や規範文法書ではなかなか理解できない用法などを集めて解説します。 加えて、辞書では見出語だけで例文がないものも集めて用例解説します。

have の用法#10

本日は完了形の have の用法です。本ブログの性質上、基本的な内容は例によって省かせて頂きます。それでは、具体的に見ていきましょう。

(1)have been to の用法:
・A Soviet citizen was surprised to find that she had been to a university. (あるソビエト市民は彼女が大学に通っていたことを知り驚いていた。) Ebony - Google ブックス
【研究】「出身校」を表すことができます。

(2)have been gone の用法:
・We feel as though we have been gone for a long time, but now we are back, and we want to live, in spite of our losses. (永い間この場所を離れていた気がしますが、私たちは戻ってきました。失ったものは考えずに生きていきたいのです。) (Sibling Grief: Healing After the Death of a Sister Or Brother, P. Gill White,P. Gill White Phd)
【研究】1.「ずっといなくなっている」あるいは「ずっと行ってしまっている」を表します。 2. 過去分詞 gone が形容詞化して上記の表現が成立しています。Google で用例検索すると、11,700,000 件ヒットするため、かなり確立した表現になっています。

次回からは get の用法を扱います。